
味噌汁、肉じゃが、カレーライス。
お袋の味と言われるメニューは数あれど、
子供の頃に食べたおいしい記憶は、
大人になってもずっと残っているもの。
母親や父親、あるいはおじいちゃんやおばあちゃんが
作ってくれたあのメニュー。
思い出と一緒にご紹介します。

2019.8.3.
簡単!夏のお楽しみメニュー「冷や汁」
静岡県浜松市 (60代・女性)のレシピ
夏になると家の畑でナスがたくさん獲れました。最盛期の時期には、色々なメニューになって食卓に登場しましたが、この冷や汁は夏になると必ず食卓にのぼる定番メニュー。暑い最中に食べる冷たいお汁は、夏のご馳走でした。今は亡きお姑さんと一緒に作ったこのメニュー。熱々に蒸したナスをサッと素手で剥くお姑さんの姿を見て、うら若き頃のお嫁さんはびっくりしたそうです。水分をたっぷり含んだナスは蒸すことでふっくら柔らかくなり、煮干しの濃厚な出汁に良く合います。冷たくするのに時間が掛かるので、少し多めに作って、作りたては温かいお汁として食べて、冷蔵庫へ入れておいたものを、夕飯に冷たいお汁として食べるのもアイデアです。薬味は、ミョウガや大葉などもサッパリしておすすめです。

材料(4杯分)
・なす 1個(小さいものなら2個でも)
・煮干し 80g(大きめのものなら6匹くらい) ・薬味のねぎ 少々
・味噌 大さじ1.5 ・水 600ml ・氷 適宜
作り方
1. 煮干しのワタを取り、水に30分
ほど浸けておき、出汁をとる
(すぐ火を付けても弱火でじっくり
沸騰させれば出汁はでます)
2. ナスにフォークで穴を数カ所
開けて12分程蒸す
3. ナスに火が通ったら、
冷水に取る
4.粗熱が取れたら皮をむき、
適当な大きさに割く
5.鍋の煮干しに火をかけ、
沸騰したら味噌を入れる
6. 味噌汁にナスを入れ、粗熱を取り
冷蔵庫へ。冷えたら出来上がり
目次
- お弁当にも夕飯のおかずにも「ナスのピリ辛醤油炒め」
- 冷蔵庫の重鎮 常備調味料「にんにく胡麻油」
- お弁当の常連「ピーマンの卵とじ」
- カルシウムたっぷり「煮干しふりかけ」
- おばあちゃんの具沢山「オムレツ」
- お醤油屋さんのおもてなし料理「鳥めし」
- 白菜が余ったら…あったか「白菜スープ」
- ご飯がバクバク進む「新玉ねぎの卵焼きウスターソースかけ」
- たまに食べたくなる「りんご入りポテトサラダ」
- ネパール グルン族直伝!特別な日の「チキンカレー」
- おばあちゃんのごはんのお供「特製ミートソース」
- 風邪を引いたらこれ!「味噌仕立てのお粥」
- ネパールのお味噌汁「ダルスープ」
- 伊熊家の「ピーマンのそぼろ肉詰め」
- 昭和に出会ったハイカラ料理「ビーフストロガノフ」
- 3代続く無限ループ なぜか恋しい「白菜の炒め煮」
- パーティの締めにはこれ!「なんちゃってフルーツプリン」
- 1秒でも早く美味しいものを「なんちゃってミートローフ」
- 簡単!夏のお楽しみメニュー「冷や汁」
- ほっこりやさしいネパールのお母さんの味「野菜カレー」
- 母の味をお豆に感じる「甘々大豆のひじき」
- お弁当にはこれじゃないと!「ねぎ入り卵焼き」
- 最強の褒められメニュー「そぼろの春雨サラダ」
- みんな大好きな味「すき焼き風煮物」
- 疲れも吹き飛ぶ「トマトのマリネ」
- 冬が始まる合図「鶏肉と白菜の中華スープ」
- お正月の定番!父親が作る「落花生のおなます」
- ネパール定食のお漬物「アチャール」
- 旬のタケノコがたっぷり「春巻き」
- あと一品作りたい時の救世主「蒲鉾のポテサラ」
- 素朴でほっこり節句のお菓子「おかしわ」
- 夏休みのお昼の定番「トマトとキャベツと卵の炒め物」
- 特別な日の「すいかのフルーツポンチ」
- キャンプの定番「キャベツとコンビーフのスープ」
- 学生時代の友達が、もう一度食べたい「ごまの唐揚げ」
- おでんの季節に欠かせない「にんにく味噌」
- 思い出したらまた食べたい!「人参とほうれん草の卵炒め」