
味噌汁、肉じゃが、カレーライス。
お袋の味と言われるメニューは数あれど、
子供の頃に食べたおいしい記憶は、
大人になってもずっと残っているもの。
母親や父親、あるいはおじいちゃんやおばあちゃんが
作ってくれたあのメニュー。
思い出と一緒にご紹介します。

2019.5.4.
昭和に出会ったハイカラ料理「ビーフストロガノフ」
静岡県静岡市 (40代・女性)のレシピ
小学校の時にお母さんが作ってくれたという「ビーフストロガノフ」。今でこそ一度は食べたことのあるお料理ですが、時代は昭和50年代。相当なハイカラ料理でした。当時、お母さんが家政婦として働いていたのが、料理研究家の城戸崎愛先生のお宅であったことから、そこで教わってきたお料理でした。
ストロガノフというのはロシアの伯爵の名前。当時、カレーは一般的な家庭料理でしたが、冷戦時代のソ連発祥の料理ですから見たことも聞いたこともないお料理。初めて食べた時に「美味しい!」と感動したのをきっかけに、特別な定番料理になったとか。その後、結婚して自分が料理するようになった今では、「今日、何にする?」と旦那さんや娘さんに聞くと、ほぼ「ビーフストロガノフ!」という答えが帰ってくるほど人気のメニュー。作り方も意外に簡単なので、時間の無いときでもサッと作れて、豪華な出来栄えなのが嬉しい料理です。

材料(2人分)
・牛肉(赤身・細切れ)200g
・にんにく 1かけ
・マッシュルーム 6個(なければ缶詰でもOK)
・トマトピューレ 大さじ4 ・生クリーム 1/2パック(100ml)
・砂糖 ひとつまみ ・パプリカ 小さじ1/2 ・バター 20g
・オリーブオイル 大さじ1(サラダ油でもOK)
・塩・こしょう 適宜
作り方
1. 牛肉を一口大に切り、
塩こしょうで下味をつける
2.にんにくはみじん切り、
マッシュルームは薄く
スライスに
3. バターとオリーブオイルを熱して
牛肉を炒めたら、にんにくと
マッシュルームを入れ更に炒める
4. 火が通ったら、トマトピューレを
入れ、水分を飛ばす
5. 隠し味の砂糖とパプリカを入れ、
生クリームを入れ絡ませる
5. 塩こしょうで味を整えて出来上がり
目次
- お弁当にも夕飯のおかずにも「ナスのピリ辛醤油炒め」
- 冷蔵庫の重鎮 常備調味料「にんにく胡麻油」
- お弁当の常連「ピーマンの卵とじ」
- カルシウムたっぷり「煮干しふりかけ」
- おばあちゃんの具沢山「オムレツ」
- お醤油屋さんのおもてなし料理「鳥めし」
- 白菜が余ったら…あったか「白菜スープ」
- ご飯がバクバク進む「新玉ねぎの卵焼きウスターソースかけ」
- たまに食べたくなる「りんご入りポテトサラダ」
- ネパール グルン族直伝!特別な日の「チキンカレー」
- おばあちゃんのごはんのお供「特製ミートソース」
- 風邪を引いたらこれ!「味噌仕立てのお粥」
- ネパールのお味噌汁「ダルスープ」
- 伊熊家の「ピーマンのそぼろ肉詰め」
- 昭和に出会ったハイカラ料理「ビーフストロガノフ」
- 3代続く無限ループ なぜか恋しい「白菜の炒め煮」
- パーティの締めにはこれ!「なんちゃってフルーツプリン」
- 1秒でも早く美味しいものを「なんちゃってミートローフ」
- 簡単!夏のお楽しみメニュー「冷や汁」
- ほっこりやさしいネパールのお母さんの味「野菜カレー」
- 母の味をお豆に感じる「甘々大豆のひじき」
- お弁当にはこれじゃないと!「ねぎ入り卵焼き」
- 最強の褒められメニュー「そぼろの春雨サラダ」
- みんな大好きな味「すき焼き風煮物」
- 疲れも吹き飛ぶ「トマトのマリネ」
- 冬が始まる合図「鶏肉と白菜の中華スープ」
- お正月の定番!父親が作る「落花生のおなます」
- ネパール定食のお漬物「アチャール」
- 旬のタケノコがたっぷり「春巻き」
- あと一品作りたい時の救世主「蒲鉾のポテサラ」
- 素朴でほっこり節句のお菓子「おかしわ」
- 夏休みのお昼の定番「トマトとキャベツと卵の炒め物」
- 特別な日の「すいかのフルーツポンチ」
- キャンプの定番「キャベツとコンビーフのスープ」
- 学生時代の友達が、もう一度食べたい「ごまの唐揚げ」
- おでんの季節に欠かせない「にんにく味噌」
- 思い出したらまた食べたい!「人参とほうれん草の卵炒め」