
味噌汁、肉じゃが、カレーライス。
お袋の味と言われるメニューは数あれど、
子供の頃に食べたおいしい記憶は、
大人になってもずっと残っているもの。
母親や父親、あるいはおじいちゃんやおばあちゃんが
作ってくれたあのメニュー。
思い出と一緒にご紹介します。

2019.6.15.
パーティの締めにはこれ!
「なんちゃってフルーツプリン」
静岡県浜松市 (50代・女性)のレシピ
今回は、お母さんの視点から思い出レシピをご紹介します。食べ盛りの男の子三兄弟がいるこのご家庭では、時短でいっぺんに作れてボリューム満点の大皿料理が鉄板のメニューだったそう。お腹を空かせた男子たちをなるべく待たせず満足してもらうために考えた数々のメニューがあるといいます。時短のコツは、下ごしらえを簡単にしてオーブンへ放り込むこと。オーブンが調理している間に副菜を作れるので一石二鳥なのだとか。そして、その中でも食卓に出すとみんなが喜ぶメニューが「なんちゃってフルーツプリン」。フルーツが入っているので、見た目にも華がありケーキのようにみんなで取り分けて食べるのが特別な感じ。ホームパーティの時にも必ず「おおーっ」という声が上がるので、大勢で食卓を囲む時にはよく作っていたのだとか。その後、子供たちが成長するにつれ、三男がお菓子作りに目覚めてからは、デザート作りは彼の役目となったそう。でも、時々「あれが食べたいな」とリクエストがあるこのプリン。三兄弟にとって大切なおふくろの味なのではないでしょうか。

材料(食べ盛りの男兄弟を含む5人分)
・卵 全卵2個、黄身2個分
・砂糖 120g
・牛乳 240ml
・生クリーム 1パック
・黄桃(缶詰) 1缶
作り方
1. オーブンの余熱を170度に
セットし、卵の黄身と全卵を
耐熱皿に割り入れ、砂糖を
加えてよく混ぜる
2. そこに、人肌に温めた牛乳を
混ぜ甘い卵液を作り、生クリーム
を入れる
3. 混ざったら、小麦粉を
ふるいながら混ぜ合わせ、
軽く泡立てる
4. 薄くカットしたフルーツを
浮かべる
5. 170度のオーブンで25分焼き、
粗熱をとって冷蔵庫で冷やして
出来上がり
目次
- お弁当にも夕飯のおかずにも「ナスのピリ辛醤油炒め」
- 冷蔵庫の重鎮 常備調味料「にんにく胡麻油」
- お弁当の常連「ピーマンの卵とじ」
- カルシウムたっぷり「煮干しふりかけ」
- おばあちゃんの具沢山「オムレツ」
- お醤油屋さんのおもてなし料理「鳥めし」
- 白菜が余ったら…あったか「白菜スープ」
- ご飯がバクバク進む「新玉ねぎの卵焼きウスターソースかけ」
- たまに食べたくなる「りんご入りポテトサラダ」
- ネパール グルン族直伝!特別な日の「チキンカレー」
- おばあちゃんのごはんのお供「特製ミートソース」
- 風邪を引いたらこれ!「味噌仕立てのお粥」
- ネパールのお味噌汁「ダルスープ」
- 伊熊家の「ピーマンのそぼろ肉詰め」
- 昭和に出会ったハイカラ料理「ビーフストロガノフ」
- 3代続く無限ループ なぜか恋しい「白菜の炒め煮」
- パーティの締めにはこれ!「なんちゃってフルーツプリン」
- 1秒でも早く美味しいものを「なんちゃってミートローフ」
- 簡単!夏のお楽しみメニュー「冷や汁」
- ほっこりやさしいネパールのお母さんの味「野菜カレー」
- 母の味をお豆に感じる「甘々大豆のひじき」
- お弁当にはこれじゃないと!「ねぎ入り卵焼き」
- 最強の褒められメニュー「そぼろの春雨サラダ」
- みんな大好きな味「すき焼き風煮物」
- 疲れも吹き飛ぶ「トマトのマリネ」
- 冬が始まる合図「鶏肉と白菜の中華スープ」
- お正月の定番!父親が作る「落花生のおなます」
- ネパール定食のお漬物「アチャール」
- 旬のタケノコがたっぷり「春巻き」
- あと一品作りたい時の救世主「蒲鉾のポテサラ」
- 素朴でほっこり節句のお菓子「おかしわ」
- 夏休みのお昼の定番「トマトとキャベツと卵の炒め物」
- 特別な日の「すいかのフルーツポンチ」
- キャンプの定番「キャベツとコンビーフのスープ」
- 学生時代の友達が、もう一度食べたい「ごまの唐揚げ」
- おでんの季節に欠かせない「にんにく味噌」
- 思い出したらまた食べたい!「人参とほうれん草の卵炒め」