味噌汁、肉じゃが、カレーライス。
お袋の味と言われるメニューは数あれど、
子供の頃に食べたおいしい記憶は、
大人になってもずっと残っているもの。
母親や父親、あるいはおじいちゃんやおばあちゃんが
作ってくれたあのメニュー。
思い出と一緒にご紹介します。

2019.3.9

ネパール グルン族直伝!
特別な日の「チキンカレー」

静岡県浜松市在住 ネパール出身 40代のレシピ

 今回は、ネパール チャリス村出身のBさんにネパールの家庭料理を教えてもらいました。

チャリス村は、首都のカトマンズから200km余りの距離にある村ですが、山岳地帯のため車と徒歩で3日かかる秘境の地。7人兄弟のバハド家の胃袋を支えるお母さんのカレーは、いつもダイナミックな大鍋料理でした。大きな鍋に大量の食材を煮込みグルグルとかき回すのもかなりの重労働。その姿を見ていたBさんは「お母さん、大変だな」と感じながら少年時代を過ごしたとか。

 そんな少年時代の風景を思い出しながら、鶏肉を4キロ使ったカレーをこしらえてくれました。義理の父母と3人の子供と暮らすBさんは7人家族。この量でも1日か2日で無くなってしまうそう。

そして、Bさんはネパールのグルン族という民族。伝統的にはヤギ肉を食べるそうですが、今回は日本人向けにチキンで作ってくれました。山岳地帯では、お肉は貴重な食材。お祭りやお客様が来た時のおもてなし料理です。もちろん近所にスーパーやコンビニがある環境ではないので、お肉は自宅で飼っている家畜を捌いて食べるそう。そうして頂くお肉は、家族にとっても特別なご馳走です。私たちが普段頂くお肉も同じ命を頂いていることを忘れてはいけないなと改めて感じます。

 食卓では、子供たちも一緒に試食タイム。「手で食べると美味しいんだよ」と教えてくれました。日本で暮らすBさんですが、ネパールの伝統はしっかり子供たちに伝わっているようです。

ネパールのカレーは、山岳地帯ということもあり、元々手に入るスパイスの種類も多くなく、シンプル。スパイスもスーパーで売っているものを3種類用意するだけで出来るので、スパイスに馴染みのない日本人でも作りやすいカレーです。是非お試しあれ!

 

 

 
 

材料(2人分)

・チキン 500g (骨つき肉がオススメ。ももや胸肉など混ぜて使ってもOK!)
・玉ねぎ 2個  ・トマト 1個(小さめ)  ・塩 小さじ1/2(お好みで)
・ターメリック 小さじ1/2杯(2g)  ・クミン 大さじ2(GABANの瓶1/2本・8g)
・ガラムマサラ お好みで  ・ニンニク 2かけ  ・しょうが 1かけ
・パクチー 適宜  ・お湯または水 400ml  ・炒め油 大さじ3

※スパイスはお好みですが、ターメリックを入れすぎると苦くなるのでご注意ください
※ガラムマサラは、辛味がありますのでお子様用に作る時は調整してください

作り方

1. にんにく・しょうがはみじん、
玉ねぎは薄いスライス、
トマトはダイズ、チキンは
食べやすい大きさに切る

にんにくと生姜を切る

2. たっぷりの油で玉ねぎを炒める
★たまねぎをアメ色に炒めるのが
美味しく作るポイント!

玉ねぎを炒める

3. にんにくとしょうがを入れ、
炒め合わせ、続いてトマトを入れる

にんにく・生姜・トマトを入れる

4. 火が通ったらターメリック、クミン、ガラムマサラを入れ馴染ませる

スパイスを入れる

5. お湯または水を入れ沸騰したら
塩を入れ、肉を加えて40分程煮込む
★先に塩を入れると鳥肉に塩味が入ります★圧力鍋で時短できます

鶏肉を入れて煮込む

6. お好みで刻んだパクチーを入れて出来上がり

お好みでパクチーを入れる

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