
味噌汁、肉じゃが、カレーライス。
お袋の味と言われるメニューは数あれど、
子供の頃に食べたおいしい記憶は、
大人になってもずっと残っているもの。
母親や父親、あるいはおじいちゃんやおばあちゃんが
作ってくれたあのメニュー。
思い出と一緒にご紹介します。

2019.4.13
ネパールのお味噌汁「ダルスープ」
静岡県浜松市在住 ネパール出身 40代のレシピ
今回はネパールのお味噌汁ダルスープのご紹介。スパイスが効いた豆の味がほっこり温まる素朴な味わいのスープです。ダルとは、ネパール語で豆のこと。つまり、豆を使ったスープならどんな豆を使ってもダルスープ。日本で手に入るひよこ豆やレンズ豆などホクホクした食感の豆が相性◯。この日、用意してくれたのは、チャリス村で採れたという茶や白の色々な種類が混ざった豆。あちこちの家で採れた豆を貰うから混ざってしまうんだと笑います。使う豆によって味わいが変わるので、色々試してみて好みを探すのも楽しいかもしれません。仕上げは豆を潰すのがネパール流。この加減が家によって好みが別れるとか。ちなみに、Bさんはよく潰したのが好みで、奥さんは豆の形が残っていた方が好きなのだとか。

材料(2人分)
・豆(ひよこ豆やレンズ豆、花豆などホクホク食感のお豆が合います)カップ1
・水 3カップ ・にんにく 1かけ ・油(あればギー) 大さじ2 ・塩 小さじ1/2
・ターメリック 小さじ1/2杯(2g) ・クミン 小さじ2/3杯(4g)
※スパイスはお好みですが、ターメリックを入れすぎると苦くなるので注意
作り方
1. 豆を水に浸しておく(一晩)
※豆は水煮缶詰なら簡単です
圧力鍋の工程が省けます
2. にんにくを、みじん切りに
しておく
3. 豆と水、ターメリック、クミン、
ガラムマサラを圧抑鍋に入れ、
火にかける。30分程煮込んだら、
火から下ろす
4. 塩と油(ギー)で炒めたにんにく
を入れて味を整える
6. 豆をお好みの硬さに潰して、
出来上がり
目次
- お弁当にも夕飯のおかずにも「ナスのピリ辛醤油炒め」
- 冷蔵庫の重鎮 常備調味料「にんにく胡麻油」
- お弁当の常連「ピーマンの卵とじ」
- カルシウムたっぷり「煮干しふりかけ」
- おばあちゃんの具沢山「オムレツ」
- お醤油屋さんのおもてなし料理「鳥めし」
- 白菜が余ったら…あったか「白菜スープ」
- ご飯がバクバク進む「新玉ねぎの卵焼きウスターソースかけ」
- たまに食べたくなる「りんご入りポテトサラダ」
- ネパール グルン族直伝!特別な日の「チキンカレー」
- おばあちゃんのごはんのお供「特製ミートソース」
- 風邪を引いたらこれ!「味噌仕立てのお粥」
- ネパールのお味噌汁「ダルスープ」
- 伊熊家の「ピーマンのそぼろ肉詰め」
- 昭和に出会ったハイカラ料理「ビーフストロガノフ」
- 3代続く無限ループ なぜか恋しい「白菜の炒め煮」
- パーティの締めにはこれ!「なんちゃってフルーツプリン」
- 1秒でも早く美味しいものを「なんちゃってミートローフ」
- 簡単!夏のお楽しみメニュー「冷や汁」
- ほっこりやさしいネパールのお母さんの味「野菜カレー」
- 母の味をお豆に感じる「甘々大豆のひじき」
- お弁当にはこれじゃないと!「ねぎ入り卵焼き」
- 最強の褒められメニュー「そぼろの春雨サラダ」
- みんな大好きな味「すき焼き風煮物」
- 疲れも吹き飛ぶ「トマトのマリネ」
- 冬が始まる合図「鶏肉と白菜の中華スープ」
- お正月の定番!父親が作る「落花生のおなます」
- ネパール定食のお漬物「アチャール」
- 旬のタケノコがたっぷり「春巻き」
- あと一品作りたい時の救世主「蒲鉾のポテサラ」
- 素朴でほっこり節句のお菓子「おかしわ」
- 夏休みのお昼の定番「トマトとキャベツと卵の炒め物」
- 特別な日の「すいかのフルーツポンチ」
- キャンプの定番「キャベツとコンビーフのスープ」
- 学生時代の友達が、もう一度食べたい「ごまの唐揚げ」
- おでんの季節に欠かせない「にんにく味噌」
- 思い出したらまた食べたい!「人参とほうれん草の卵炒め」