
味噌汁、肉じゃが、カレーライス。
お袋の味と言われるメニューは数あれど、
子供の頃に食べたおいしい記憶は、
大人になってもずっと残っているもの。
母親や父親、あるいはおじいちゃんやおばあちゃんが
作ってくれたあのメニュー。
思い出と一緒にご紹介します。

2019.8.17.
ほっこりやさしいネパールのお母さんの味
「野菜カレー」
静岡県浜松市在住 ネパール出身 (40代・男性)のレシピ
今回は、ネパールの国民食 ダルバートのメイン料理として作られるタルカリをご紹介します。肉は滅多に食べないネパールでは、普段は豆や野菜を中心としたカレーがメインのおかずになります。ジャガイモとカリフラワーのカレーは、ネパールでもよく見かける組み合わせ。水分を飛ばして作るのでジャガイモとカリフラワーがホクホクの食感に。山岳地帯にある故郷の村でもジャガイモはよく採れる野菜のひとつ。ジャガイモと豆のカレーをよくお母さんが作ってくれたおふくろの味。ネパールのカレーはスパイスを沢山使わないあっさり系。水牛の乳から作ったギーをたっぷり入れることで、コクがでます。じゃがいもがお腹に溜まるので、これ一品あればお腹いっぱいです。ご飯と一緒にどうぞ。

材料(2人分)
・じゃがいも 2個 ・カリフラワー 1/2個 ・たまねぎ1/2個
・にんにく 1カケ・しょうが 1カケ ・塩 小さじ1
・ターメリック 小さじ1/2 ・クミン 大さじ1 ・ガラムマサラ お好みで
・お湯または水 300mlくらい ・炒め油 大さじ2 ・バター(あればギー) 20g
※スパイスはお好みですが、ターメリックを入れすぎると苦くなるので注意
※ガラムマサラは辛味の強いものがあるのでお子様に作る時は注意してください
作り方
1.じゃがいも、カリフラワーを
ざっくり切って、たまねぎを
スライスし、にんにくとショウガを
みじん切りにしておく
2. 油とバター(ギー)でたまねぎを
しんなりするまで炒める
3. にんにくと生姜のみじん切りを
入れて香りが立ったら、
スパイスを入れる
4.じゃがいもとカリフラワーを入れて
炒めたら、お水をヒタヒタに入れ煮る
5.中火で15分程、水分を
飛ばしながら煮る
6.水がなくなったら火を止め、
塩で味を整えて、出来上がり
目次
- お弁当にも夕飯のおかずにも「ナスのピリ辛醤油炒め」
- 冷蔵庫の重鎮 常備調味料「にんにく胡麻油」
- お弁当の常連「ピーマンの卵とじ」
- カルシウムたっぷり「煮干しふりかけ」
- おばあちゃんの具沢山「オムレツ」
- お醤油屋さんのおもてなし料理「鳥めし」
- 白菜が余ったら…あったか「白菜スープ」
- ご飯がバクバク進む「新玉ねぎの卵焼きウスターソースかけ」
- たまに食べたくなる「りんご入りポテトサラダ」
- ネパール グルン族直伝!特別な日の「チキンカレー」
- おばあちゃんのごはんのお供「特製ミートソース」
- 風邪を引いたらこれ!「味噌仕立てのお粥」
- ネパールのお味噌汁「ダルスープ」
- 伊熊家の「ピーマンのそぼろ肉詰め」
- 昭和に出会ったハイカラ料理「ビーフストロガノフ」
- 3代続く無限ループ なぜか恋しい「白菜の炒め煮」
- パーティの締めにはこれ!「なんちゃってフルーツプリン」
- 1秒でも早く美味しいものを「なんちゃってミートローフ」
- 簡単!夏のお楽しみメニュー「冷や汁」
- ほっこりやさしいネパールのお母さんの味「野菜カレー」
- 母の味をお豆に感じる「甘々大豆のひじき」
- お弁当にはこれじゃないと!「ねぎ入り卵焼き」
- 最強の褒められメニュー「そぼろの春雨サラダ」
- みんな大好きな味「すき焼き風煮物」
- 疲れも吹き飛ぶ「トマトのマリネ」
- 冬が始まる合図「鶏肉と白菜の中華スープ」
- お正月の定番!父親が作る「落花生のおなます」
- ネパール定食のお漬物「アチャール」
- 旬のタケノコがたっぷり「春巻き」
- あと一品作りたい時の救世主「蒲鉾のポテサラ」
- 素朴でほっこり節句のお菓子「おかしわ」
- 夏休みのお昼の定番「トマトとキャベツと卵の炒め物」
- 特別な日の「すいかのフルーツポンチ」
- キャンプの定番「キャベツとコンビーフのスープ」
- 学生時代の友達が、もう一度食べたい「ごまの唐揚げ」
- おでんの季節に欠かせない「にんにく味噌」
- 思い出したらまた食べたい!「人参とほうれん草の卵炒め」