「介護」といっても何をすれば良いのか、まだよくわからない。
でも、困ってからでは遅いような気がする…
そう思った時が一歩を踏み出すその時です。
知ってしまえば、安心できる。
プロフェッショナルのサポートを受けるには
どうしたら良いのか、わかりやすく解説します。
最初の一歩踏み出すお手伝いします!

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介護サービス、いくらかかるの?[点数計算や支給限度額の概要]

 介護保険サービスの自己負担額は、利用者の所得に応じて変わります。基本的には、かかった費用の1割で、一定以上所得者の場合は2割または3割です。

 

 介護保険施設利用の場合は、そのほかに、居住費、食費、日常生活費の負担も必要になります。(ただし、所得の低い方や、1カ月の利用料が高額になった方については、別に負担の軽減措置が設けられています。)

 

 居宅サービスを利用する場合は、利用できるサービスの量(支給限度額)や内容が要介護度別に変わってきます。限度額の範囲内でサービスを利用した場合は1割(一定以上所得者の場合は2割または3割)の自己負担ですが、限度額を超えた分は全額自己負担になります。

 

 介護保険では介護サービスにかかる料金を「単位数」と「単価」で計算します。単価は地域や介護サービスの種類によって変わります。

 たとえば「訪問介護」でホームペルパーに排せつなどの「身体介護」のサポートを受けたとします。かかった時間が20分以上30分未満であれば、料金は248単位×単価(地域によって異なる)となり、実際には、その1割(一定以上所得者の場合は2割または3割)を自己負担分として支払うことになります

 地域によって単価が異なるのは、地域によって人件費や物価の違いがあることに対応したものです。全国が8段階に分類されています。

 

●浜松市(7級地)、訪問型サービス、自己負担1割の場合……単価10.21円

実際の料金            248単位 × 単価10.21円=2532.08円※……2532円
介護保険からの給付額(9割)  2532円 × 0.9=2278.8円※……2278円
自己負担額(1割)     2532円 − 2278円=254円
※端数は切り捨て

 

参考資料:明治安田生命グループ 介護総合情報サイト MY介護の広場

 

 ただし、この複雑な計算を利用者がする必要はありません。

 ケアマネジャーと相談しながら、決められた範囲内で効率的、合理的なケアプランを作り、無理のない介護サービスの利用を検討しましょう。

 

1カ月の支給限度額の目安(うち、1〜3割を自己負担)

※この記事は2019年12月の情報です。制度は変わっていきますのでご注意ください。

文・見崎庸平(ランチプレス)

 

〈監修〉
落合克能
(聖隷クリストファー大学社会福祉学部教員)

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