「介護」といっても何をすれば良いのか、まだよくわからない。
でも、困ってからでは遅いような気がする…
そう思った時が一歩を踏み出すその時です。
知ってしまえば、安心できる。
プロフェッショナルのサポートを受けるには
どうしたら良いのか、わかりやすく解説します。
最初の一歩踏み出すお手伝いします!

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ケアマネさんの選び方

ケアマネさんの選び方のイラスト

 ケアマネジャーは、介護・医療・福祉分野における指定の資格(2018年度から国家資格に限定)を持ち、実務経験が5年以上あり、ケアマネジャー(介護支援専門員)の試験に合格し、研修を受けた人がなれる職業です。

 

 つまり、ケアマネジャーはそれ以前に、介護福祉士、看護師、社会福祉士、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士など、福祉や医療の仕事を経験していて、それぞれ得意分野があるのです。

 

 利用者にとって医療的なケアが最も大切な場合は看護師出身、認知症ケア・身体的な介護・家事支援等が中心の場合は介護福祉士出身、リハビリをメインにケアプランを立てたい場合は理学療法士出身、地域とのネットワークを重視したい場合は社会福祉士出身というように、求めるサービスがはっきりしているとケアマネジャー選びの基準になります。

 ケアマネジャーの役割の一つは「事業者と高齢者との間の調整役」です。そのため、それまでの職務経験がモノをいいます。ケアマネジャーやその所属する事業所の経験値が高く、複数の関連事業者との連携のパイプを持っていると安心感があります。

 

 そして大切なのが、ケアマネジャーとの相性。人柄はどうか。要介護者と介護家族にとって、相談しやすく、信頼関係を築けそうな相手であることが何より重要です。緊急性が低ければ、支援サービスを受ける前(契約前)に複数のケアマネジャーと面談できるといいでしょう。

 また、地域のネットワークへの精通の度合いや、緊急時の対応を考えて、自宅と同じ市区町村の事業所に所属するケアマネジャーがベターといえます。

 

文・見崎庸平(ランチプレス)

 

〈監修〉
落合克能
(聖隷クリストファー大学社会福祉学部教員)

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