「介護」といっても何をすれば良いのか、まだよくわからない。
でも、困ってからでは遅いような気がする…
そう思った時が一歩を踏み出すその時です。
知ってしまえば、安心できる。
プロフェッショナルのサポートを受けるには
どうしたら良いのか、わかりやすく解説します。
最初の一歩踏み出すお手伝いします!

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ケアマネさんとの付き合い方

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 希望通りのサービスを受けるには、ケアマネジャーに利用者のことをよく知ってもらう必要があります。ケアマネジャーには厳格な守秘義務がありますから、利用者の性格や生い立ち、癖、苦手なことなど多くの情報をケアマネジャーに伝えて、より良い介護サービスにつなげてもらいましょう。

 介護サービスの利用中は、何度もケアマネジャーとの面談が行われます。面談は利用者とケアマネジャーの双方にとって大事な時間です。ケアマネジャーにとっては利用者の状態や家族の介護力を計る機会であり、利用者とその家族にとっては自分たちの希望を伝えて介護サービスを理解する機会になります。

 「任せてしまえば大丈夫」では満足のいく介護サービスが受けられないかもしれません。分からないことは何でも質問し、些細なことであっても疑問や不明点をなくしていきましょう。

 

 慎重に選んだはずのケアマネジャーであっても、思うようにいかないこともあります。そんなときは、うまく話し合える相手かどうかがポイントになります。我慢せず、そのケアマネジャーが所属している居宅介護支援事業所の管理者や地域包括支援センター等(他機関の専門家)に相談してみるとよいでしょう。ケアマネジャーを変更することができますし、そのケアマネジャーが属する居宅介護支援事業所自体を変更することも可能です。また、変更しても利用中の介護サービスは継続できることになっています。

 

 一方で、ケアマネージャーの仕事を理解することも大切です。ケアマネジャーは複数の利用者を抱えているので、一人の利用者につきっきりになるのは不可能。過度な要求は禁物です。「仕事だから当たり前」と考えず、お礼の気持ちを伝えましょう。介護のパートナーとして人間関係の基本を大事にしたいものです。

 

文・見崎庸平(ランチプレス)

 

〈監修〉
落合克能
(聖隷クリストファー大学社会福祉学部教員)

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