「介護」といっても何をすれば良いのか、まだよくわからない。
でも、困ってからでは遅いような気がする…
そう思った時が一歩を踏み出すその時です。
知ってしまえば、安心できる。
プロフェッショナルのサポートを受けるには
どうしたら良いのか、わかりやすく解説します。
最初の一歩踏み出すお手伝いします!

 

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「介護サービスの種類」_宿泊

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■宿泊■

家庭で介護している人の精神的・身体的な負担を軽くしたいときや、

急な予定で数日間介護できない場合などに、利用者が短期間施設に入所して、

日常生活全般の介護を受けられるサービスです。

 

 

短期入所生活介護※一般型(福祉型)ショートステイ等といわれる

介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)や特定入所者生活介護(一部の有料老人ホームやサービス付き高齢者住宅、養護老人ホーム)などに短期で入所し、食事や入浴、排せつなど、生活上必要な支援や身体介護を受けることができる介護サービスです。

 

短期入所療養介護※医療型ショートステイ

医療への依存度(医療の必要性)が高かったり、リハビリを必要としたりする高齢者が短期で入所し、医療サービスを受けることができます。介護老人保健施設や介護療養型医療施設、介護医療院、療養病床をもつ病院・診療所などで、看護師や理学療法士、作業療法士などがリハビリテーションや医療ケアを提供します。

 

有料ショートステイ(介護保険適用外・全額自費)

ショートステイには、介護保険が適用される/適用されない施設があります。先に挙げた特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、病院などは基本的に適用対象ですが、有料老人ホームやサービス付き高齢者住宅は、仮に特定入所者生活介護の適用施設であってもショートステイは介護保険の適用対象外(有料ショートステイ)のところも多いようです。介護保険適用外の場合は、利用料は全額自己負担となりますが、介護保険のケアプランとは関係なく、自立の方から要介護5の方まで(当該施設の規定による)利用が可能です。

 

ロングショートステイ(通称)

介護保険施設において、本来は短期宿泊サービスであるショートステイを長期間(ロング)で利用すること。 一般的に上限日数の30日を超えて利用を続ける場合を指します。連続30日以内であれば保険が適用されますが、それを超える場合は全額自己負担になります(ショートステイを利用できる日数は要介護度などによって異なります)。 正式な制度ではありませんが、在宅での介護が困難で、かつ特別養護老人ホームなどの介護施設にすぐに入居できない状況下などで裏技的に利用されるケースが多いようです。例えば31日目の利用料を全額自費負担し、32日目から再度介護保険を適用する方法で長期入所を可能にするやり方があります。

 

お泊まりデイサービス(通称)

通所介護(デイサービス)施設が提供する宿泊サービス。昼間の通所介護を利用しながら、夜間にそのまま宿泊することができます。日中のデイサービスは介護保険のサービスとなりますが、お泊りデイサービスは介護保険が適用されず、いわゆる保険外(自費)サービスになります。提供されるサービス内容は事業所によって様々です。 ショートステイは事前の予約が必要で、希望通りの予約が取れないこともあります。そのため、利用者の家族が急用で外出するとき、夜間にひとりで不安な方などに多く使われています。なじみの職員がいる通い慣れた場所に泊まれることもメリットです。 お泊りデイサービスも、前述のロングショートステイと同様に、介護保険制度では対応しきれないニーズに応えるために生まれたサービスです。原則として緊急時または短期間の利用とされており、利用が長期にわたる場合には別のサービスの利用を検討しなくてはいけません。

 

文・見崎庸平(ランチプレス)

 

〈監修〉
落合克能
(聖隷クリストファー大学社会福祉学部教員)

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